AI動画生成をしていると、突然モニターの映像が消えて真っ暗になる症状に悩まされていました。
この状態になるとPC自体は動いているものの、映像だけが出力されなくなり、結局強制的に電源を入れなおすしかありません。
結論から言うと、原因は電源だった可能性が高く、10年以上使った電源を交換したところ、症状は再発していません。
トラブルの症状
私の環境では、AI動画生成中に突然次のような症状が発生していました。
- モニターが突然真っ暗になる
- PC本体は動作したまま
- ファンは高速で回り続けている
- 動画生成のようなGPU高負荷時のみ発生
ゲームではほとんど発生せず、AI動画生成のようにGPUへ大きな負荷がかかる処理でのみ起きていました。
試したこと
1. グラフィックドライバーの再起動
「Windowsキー」+「Ctrlキー」+「Shiftキー」+「Bキー」の4つ同時押すと、グラフィックドライバを再起動できます。試してみましたが復帰せず。
2.グラフィックドライバの更新・再インストール
全く効果なし。
3.GPUの最大電力を制限する
NVIDIA AppやMSI Afterbunner等のアプリからGPUの最大電力を制限できます。
これを100%→85%くらいまで制限しました。これで発生頻度は低くなり効果は多少あるものの、発生自体はするので根本的には解決できず。
解決できた対策
最終的に電源を交換することで解決できました。
何故、交換したのか?
私のAIエージェントに相談していたところ…

古い電源だと、グラフィックボードのピーク電力の跳ね上がり(トランジェントスパイク)が、現在の電源ユニットの許容量や保護回路の閾値をピンポイントで超えてしまっている可能性が非常に高いよ。
とのこと。
確かに私が使ってる電源は10年以上前に購入したAntec EA-650 GREENという製品。
購入してから10年以上使用しており、特に故障もなく使い続けていましたが、調べてみると、この電源の一部ロットでは発煙・発火のおそれがあり、交換対象になっていたことを知りました。
私の製造コードを確認すると
DT1108xxxx
となっており、対象ロットに該当する可能性がありました。
10年以上使っていたこともあり、安全面を考えて交換を決意しました。
新しく購入した電源
交換したのは
COUGAR GR-850
です。
選んだ理由は以下のとおりです。
- 850Wで容量に余裕がある(650Wから850Wになります)
- 80PLUS Gold
- ATX 3.1 & PCIe 5.1
- GPUの瞬間的な電力変動(トランジェントスパイク)への耐性が高い
- プラグイン対応
- 価格コムのランキングも第一位(2026/7/29時点)
- 価格も約8,000円とコストパフォーマンスが良かった
パソコン工房でセールにつき7,980円で販売中!~2026/7/31まで
最近のGPUは一瞬だけ大きな電力を要求することがあり、古い電源では電圧変動に耐えられないケースがあります。
AI動画生成はGPU負荷が大きく変化するため、その影響を受けやすい処理なのかもしれません。
交換後の結果
電源を交換してから、以前と同じ条件でAI動画生成を何度か実行しました。
結果は
ブラックアウトは一度も発生していません。
まだ長期間検証したわけではありませんが、現時点では非常に安定しています。
電源交換作業について
正直、電源交換するにはほぼパソコン全バラシかなぁ、とやりたくない気持ちが大きかったのですが、いざやってみるとそんなに大変な作業ではありませんでした。
私のケースが作業性良かっただけかもしれませんが、ケーブルを抜く→電源を外す→新しい電源を組み込む→抜いたところに電源を差し直す、をやるだけでした。
おかげで約1時間くらいで交換できました。
まとめ
今回のケースでは、ブラックアウトの原因が電源だったと断定はできません。
しかし、
- 電源が10年以上経過していた
- AI動画生成中のみブラックアウト
- 電源交換後は症状が発生していない
という結果から、電源の経年劣化が影響していた可能性は十分あると感じています。
もし同じように
- AI動画生成中だけ画面が真っ暗になる
- PCは動いているのに映像だけ消える
- 古い電源を長年使っている
という方は、GPUやドライバだけでなく、電源の寿命も疑ってみる価値はあるかもしれません。
10年以上頑張ってくれたEA-650 GREENには感謝しつつ、新しい電源で安心してAI動画生成を続けていこうと思います。

コメント