はじめに
AI音楽で稼ぐ!
Suno AIが登場してからよく聞いていた言葉です。
音楽配信代行サービスのDistroKidを使って、ローカルで作った曲を配信してみることにしました。
この記事では、DistroKidの使い方を詳しく解説するというより、AIで作った曲を実際に配信してみた記録として、登録から配信開始までを書いていきます。
きっかけ
実際にやってみて2カ月で10万稼げたよ!っていうのを聞いたからです。正直たまたまだったかもしれないし、自分も同じように稼げるとは思っていません。ただ、ローカルで作れば無料だし、ローカルAIの実験にもなる。Distrokidは多少お金かかりますが、そのくらいならいいかなと。
稼げたらラッキーくらいの気持ちで始めることにしました。
DistroKidとは?
そもそもDistroKidって何?という人もいると思うので、簡単に説明しておきます。
DistroKidは、自分で作った音楽をSpotifyやApple Music、YouTube Musicなどの音楽配信サービスへまとめて配信できる、音楽配信代行サービスです。
普通なら、それぞれの音楽配信サービスに個別に登録する必要がありそうですが、DistroKidを使えば、1つのサービスから複数の音楽ストアへ楽曲を配信できます。
料金は年間制で、プランについては詳細は後述します。今回の実験では、
ローカルAIで曲を作る → DistroKidで配信する → どれくらい聴かれる? → 収益はいくら?
という流れを試していきます。
これまでの経験
実は
「AI音楽なんて今更競合多くて無理でしょ?」
と思ってやってこなかったんですが、地道に投稿続ければもしかしたら…?なんて思って、試しにSUNOに課金して、世界観を作ってYoutubeにアップしていたこともあります。結果は…さんざんでしたw
その後、ローカルで無料で使えるACE-Step1.5がSUNO並みとは言えなくても、いろいろ調整したら、そこそこいい曲が作れたので、こっちでも曲作って投稿していました。最初に試した時はいまいちでだったんですけどねー。その時の記事はこちら。

まずはAIで曲を作る
最初に配信することにした曲は、AI音楽制作ツールのACE-Step 1.5を使って制作した楽曲です。曲名は、
「Grey Noise」
アーティスト名は、
REYS:Girl
にしました。REYS:Girlは、上にも書いた通り以前からAIで作った楽曲を投稿していたYouTubeチャンネルの名前でもあります。
この曲はACE-Step1.5で作った曲の中で、一番のお気に入りなのでこれを選びました。
DistroKidへの登録
登録は簡単でメールアドレスとパスワードを入れるだけです。Googleのアカウントでも登録できます。
料金プランは3種類。年間プランしかありません。

私は一番安いMusicianにしました。24.99ドルなので約4,000円(158円/ドル換算)です。
支払方法
支払方法はクレカかGoogle Payの2種類。

私はGoogle Payを利用しました。
……が、ここでいきなり小さな事件が発生。
最初に登録したメールアドレスを間違える
はい。
登録時にメールアドレスを間違えました。登録してから開くマイページに、赤い警告が表示されていました。

アカウントの設定から正しいメールアドレスに変更しようとしたものの、Distrokidから変更の際に届くメールには

変更前のメールアドレスに確認用のメール送ったから、そのメールにあるリンクを確認してね、って書いてありました。いやそのメールが受け取れないんだけど?
「いきなり詰んだか?」
と思ったものの、そういう場合はカスタマサポートに問い合わせてね、って書いてあったのでサポートに問い合わせることにしました。
サポートに問い合わせる
問い合わせは、メインページ下部の「サポートセンター」から、次に開いたページの下部の「お問い合わせ」ボタンからできます。
問い合わせはチャット形式で、最初はDistroBotというAIとのやりとりから始まり、その後サポート担当者とのやり取りへ。
本人確認などを行い、最終的には専門チームにも対応してもらって、無事にメールアドレスを変更することができました。
別の端末からのログインも確認でき、なんとか先へ進めました。
ちなみに問い合わせは夜だったのですが、次の日の朝には解決しました。仕事速い!
配信する曲を準備する
今回配信する「Grey Noise」について、必要な素材を準備します。用意したのは主に、
- 楽曲ファイル
- ジャケット画像
です。楽曲ファイルはFLACで用意しました。
ジャケットについては、すでにYouTubeで使用していた画像をベースに少し手を入れて、そのまま利用することにしました。
AIで作った曲は配信できるの?
昨今AIで作った曲はアップできなかったりしますが、DistroKidでは、条件を満たしていればAIで作った曲も申告して配信できます。
ただし、AIで作ったかどうかに限らずルールはありますので、これは守らなければいけません。
- 権利を所有している必要があります。 AIツール、サンプリング、歌詞などを用いて作成した音楽を配信する法的権利を含め、すべての権利を100%所有している必要があります。
- なりすましでないこと: あなたの楽曲で、他人の声や容姿、アイデンティティを許可なく模倣・コピーすることはできません。
- 大量生成されたスパムでないこと: ストリーミングのアルゴリズムを不正に操作したり、汎用的なコンテンツでプラットフォームを埋め尽くすことだけを目的として作成された楽曲は、ストリーミングサービスのポリシーに違反します。
- 権利を侵害していないこと: あなたのリリースは、他者の権利を侵害するものであってはなりません。
出典:AIツールで作成した楽曲はDistroKidにアップロードできますか?
そして1曲目を登録
登録作業は簡単、といかず、いろんな情報を入力します。曲名はもちろん、これまでに音楽サービスに配信したことはあるか、配信するサービスなどなど…

最終的に、
REYS:Girl – Grey Noise
として登録しました。
そして配信開始
登録が完了し、あとは各ストアへの反映を待つことになります。そして実際に配信開始されると、登録したメールアドレスに通知が来ます。

さらに、YouTube Musicにも「Grey Noise」が表示されるようになりました。これはちょっと感慨深かったです。
自分がAIで作った曲が、
「YouTubeに投稿した動画」ではなく、音楽配信サービスの楽曲として存在している。
とりあえず最初の実験としては、ここまで到達できました。
で、結局これで稼げるの?
ここからが本番です。DistroKidには年間料金がかかります。つまり、今回の実験には明確な損益分岐点があります。
「AIで作った曲を配信して、年間のDistroKid料金を回収できるのか?」
これを実際に追ってみます。もちろん、1曲配信しただけでいきなり大ヒットするとは思っていません。
むしろ、
- 何回くらい再生されるのか
- どのサービスで聴かれるのか
- どれくらい収益になるのか
- そもそも年間料金を回収できるのか
まったく分かりません。だからこそ実験です。
これからどうなる?
今回配信した「Grey Noise」は、まだスタート地点です。今後、再生数や収益などを確認しながら、この記事にも結果を追記していく予定です。
もしほとんど聴かれなかったとしても、それはそれで実験結果。逆に、思った以上に聴かれるようなら、それも面白い。AIで曲を作ること自体は、今ではかなり簡単になりました。
でも、
「作った曲を実際に世の中へ出して、どれくらい聴かれ、どれくらいお金になるのか」
というところは、実際にやってみないと分かりません。というわけで、しばらくREYS:Girlの活動を追いかけてみます。果たしてDistroKidの年間料金を回収できるのか。
それとも、ただの趣味として終わるのか。
AI音楽配信の実験、ここからスタートです。
※この記事は、AIを利用して制作した楽曲を実際に音楽配信サービスへ登録・配信してみた個人の体験記です。配信サービスやAIツールの利用条件・ライセンスなどは変更される可能性があるため、利用時点の公式情報も確認してください。



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