MN99S用に安くバッテリーを買ったら、そのまま使えず結局高くついた話。

またしてもAliExpressを利用しました。
今回購入したのはMN99S用のバッテリーです。

MN99S用で検索して購入したので間違いない!と到着するまでは思ってました、ええ。

 

問題のバッテリー到着

到着したバッテリーがこちら。

ぱっと見MN99Sについていたバッテリーと同じに見えるんですが、よく見るとコネクタが1つしかついてません。
しかも3本線のコネクタなのでコネクタも合いません

ちなみにMN99Sに付属していたバッテリーはこちら。
3本線(充電用)と2本線が出ているのがわかると思います。

これは困りました。
確かに相場よりお値段が安めだったんですが、まさかつけられんとは。。

でもコネクタが違うだけで中身は同じはず!
コネクタがどういう風につながっているのかバッテリーのパックをとってみることにしました。
※分解は基本的にお勧めしません

 

バッテリーパックをとると

やはりリチウムイオンバッテリーの18650が2本入っているだけでした。
リチウム系ではこれを2セル(2S)と呼んだりします。
1セルあたり大体3.7Vなので2Sだと7.4Vになります。

 

配線はというと2本だけなのでシンプル。

 

つまりどういうことかというとこんな感じ。

電圧は1セル3.7Vと仮定すれば、赤-黒で7.4V、白-黒で3.7Vになります。

なんで3本の線があるかというと赤-黒で充電すると、セル毎に微妙に充電される容量にばらつきが生じるために1セル毎の電圧を監視しながら充電(バランス充電という)するために、こうなっていたと思います。(私の中途半端な知識なのでうのみにしないこと!

なので3Sになると充電用のケーブルは3本ではなく4本になります。

 

対策を考える

バッテリーの配線はわかったところで、このままではMN99Sでは使えません。
2本の配線(赤-黒)を自分で付け足せばいいじゃん?と思いましたが、リチウムイオンバッテリーは熱とかに敏感なので素人が半田付けすると最悪爆発する可能性もあるらしいです(ネット情報)。
とてもじゃないですが恐ろしいのでそんなことできまへん。。

スポット溶接できる機械とか持ってればいいんですが、そんなもの持ってるわけないので、苦肉の策で変換ケーブルを作ることにしました。

つまりイメージはこんな感じです。
ちなみに必要なコネクタは出力側がSMコネクタ、充電側がXH2.5コネクタという規格でした。

というわけで変換ケーブルを作るにあたり必要なものを見繕ってみた。
中華系のラジコンを色々買ってると、バッテリーのコネクタが合わなくて使えなかったことが多々あったので、この際色々変換できるように色んなピン数とオスメスがセットになってるやつを買うことにしました。
で、選んだのはこれ。

 

実際にはまたAliExpressの方が安かったのでそっちで買いました。
ちなみに線も必要ですが、それは手持ちのやつを使いました。

あとついでに圧着ペンチもサイズが大きいのしか持ってなかったのでAmazonで評価の高かったこれを買いました。
さすがにちゃんとした日本製の工具は高いですねー。。3,000円以上しました。

 

コネクタ&圧着ペンチ到着

コネクタが到着するまでに3週間以上かかりました。。
そしてようやく到着したと思ったらSMコネクタの3ピンのオスが入っておらず、代わりにSMコネクタの3ピンのメスが2セット入ってました…orz
3ピンのオスが必要なのにピンポイントでそれが入ってないとはどういうこと!?

文句いって送りなおしてもらうにしても、また3週間以上待つのは嫌なのでこれで何とかすることにします…
確認すると5ピンのオスでも、3ピンのメスに差さるので5ピンのオスのコネクタを使うことに。

そして完成したのがこちら。

これで安く買えたバッテリーがようやく使えます!
トータルでかかった費用を考えると、ちゃんとしたやつを初めから買っとけばよかった

以上!

※こういった改造等は、自己責任でお願いします

 

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