タミヤ 1/35 3号突撃砲G型 フィンランド軍 可動化製作編

以前完成編だけ載せていましたが製作の内容も記事に残したいと思います。

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可動化にむけて必要なもの

まずは何はともあれ肝心の戦車のプラモデルです。
今回購入したのはこちらのタミヤの1/35スケールのプラモデルです。

Amazonで2000円くらいでした。
古いタミヤの1/35の戦車のプラモは元々モーターで走らせられるように(ミニ四駆みたいな感じ?)
転輪が何もせずとも回るようになっていたり、電池を入れる名残が残っていたりするのですが
こちらは比較的新しめのプラモということで完全に模型用として作られています。
なので転輪とか回るようにするためにちょっと工夫が必要になります。

 

続いて必要なものはギアボックスです。
戦車の場合左右の履帯を別々に動かすので2つ必要になります。
Amazonで700円程。

あとは制御する為のArduino、音を鳴らすサウンドモジュール、ヘッドライト用のLED、砲塔を動かすサーボ…等々
結構いろいろなものが必要になってきます。

まとめるとこうなります。

購入価格 購入先
タミヤ 1/35 3号突撃砲G型 フィンランド軍 \2028 Amazon
ギアボックス×2 \740×2 ヨドバシカメラ
Arduino Nano互換品 \450 Amazon
モータードライバ(TB6612FNB) \126 AliExpress
ミニUSBホストシールド \456 AliExpress
サウンドモジュール(DFPlayer Mini) \132 AliExpress
マイクロSDカード(サウンド用) 手持ち
LED 忘れた 手持ち
赤外線LED、赤外線受光素子 \100円くらい 手持ち
Bluetooth USBアダプタ \1000円くらい 手持ち
PS3コントローラー 中古で\1500円くらい メルカリ

細かく書くと他にも収縮チューブや配線ケーブル、プリント基板など色々ありますが
細かくなりすぎるので割愛!

ステップ1 足回りの制作

まずはそのままだとサスペンションもないのでピアノ線で作ります。
さらに起動輪を可動させる為にピンバイスで穴を空けます。

 

続いて起動輪の突起をカットし、その部分にピンバイスで穴を空けます。

 

穴を空けたらギアボックスの六角の棒を刺し固定します。

固定にはギアボックスに付属していたこの六角の部分を切り出し使いました。

 

ステップ2 ギアボックスの搭載検討

続いてギアボックスがうまく搭載できるか実際にはめてみます。
1/35ではこのギアボックスが載るか載らないかが肝になってきます。
はまっても起動輪の軸が合わなかったり中々難しいです。
以前ツインモーターギアボックスを買ったものの幅が大きすぎて搭載を断念したこともあります。

今回はうまく載りそうですが若干あたってうまく入らないので微調整します。
ギアボックスの下記の場所をうまく収まるよう削って微調整しました。

 

最終的にこんな感じで収まりました。

 

ステップ3 砲塔の可動検討

足回りが大体できたので砲塔の稼働を検討します。
このキット自体砲塔は可動できるのですが、下記のようにギアボックスが邪魔干渉してそのまま使えません。

 

仕方ないので別の方法を検討します。
まずは下記のようにタミヤのプラ棒などを駆使して板を張ります。

 

続いてキットの可動化用のパーツを改造して下記のように取り付けました。
これでギアボックスに干渉せず砲塔の上下の可動ができるようになりました。

さらにいじってサーボで制御できるようにしました。

 

ステップ4 赤外線LEDなど取り付け

赤外線で他の戦車とバトルできるように照射用の赤外線LEDを取り付けます。
当初は砲塔に仕込むつもりでしたが、砲塔が細すぎて取り付けるのが難しいのと
配線がごちゃごちゃしそうだったので最終的にここに取り付けました。

 

続いてヘッドライト?を取り付けました。
点灯するとこんな感じになります。

 

ステップ5 制御基板の製作

機能的なものは大体組み込んだのであとは制御基板を作っていきます。
1/35はスペースとの戦いです。

Arduino、モータードライバ、ミニUSBホストシールドをうまく配置して戦車内に納めないといけません。。
最近ではArduinoにBluetoothが載ったBLE Nanoというのもあるので
それを使えば楽になるかもしれませんが、今回は使わないので何度何度も配置を検討して
最終的に、以下のようになりました。

 

戦車内に収めるとこうなります。
電源はAruduino動作用とモーター駆動用の2つが必要になるので
さらにスペースが厳しい。。

なんとか1つにできないものか。。
またArduinoは動作に5V以上必要なのでこの5Vを作り出すのに
昇圧回路が必要になったりでさらにスペースが。。。。

 

ステップ6 動作テスト

塗装する前に簡単に動作テストしてみました。

あとは完成編へ。。

2020/07/14

動画にまとめました。

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