今のパソコンは2011年に組んだので9年使い続けました。9年…きりよく約10年といっても差し支えないでしょう。そっちの方がわかりやすいし…
というわけで約10年使い続けたパソコンですがついに限界を感じたので構成を見直しました。
PC構成を見直した理由
単純にPCの限界を感じたからです。
というのも先日PC版のディビジョンが無料配布されたので早速おっさん仲間でやろう!と始めたのですが、FPSは70程度でるもののオブジェクトが表示されるのが遅い!
遅すぎて走っている地面が表示されず奈落の底に落ちて行ったり…
ゲームのメニューがすぐに表示されずイライラしたり…
かと思えばボイスチャットでしゃべっていてもなぜか私の声が周りに聞こえなくなったり…
いつも発生するわけではないんですが、とてもじゃないけど快適にゲームできない!
原因はCPU使用率が100%に張り付いているせい。
つまりグラボの処理は早いんですがそれにCPUの処理が全く追い付いていないので色々おかしくなるわけです。
※グラボだけは途中でGTX560Ti→GTX1050Tiに買い替えてます
ゲーム以外では特に不便を感じなかったんですがさすがに我慢できずにCPUを買い替えることにしました。
CPUを買い替えるとなると当然今のCPUのソケットなんか約10年前のマザボが対応しているわけもなくマザボも買い替えないといけません。
メモリも約10年前はDDR3でしたが今はDDR4、というわけでメモリ交換します。
現在と変更後のPC構成
現在と変更後のPC構成です。
現在の構成 | 変更後の構成 | |
CPU | i5 2500K | Ryzen3500 |
メモリ | DDR3 4G×2 | G.Skill DDR4-3000(OC) 8G×2 |
グラボ | GTX1050Ti | 流用 |
マザボ | Z68チップセット LGA1155 | ASUS PRIME B450M-A |
Core iシリーズ第2世代のCPUでそれをいまだに使い続けている人をSandyおじさんというらしいですな。
そしてめでたくZen2おじさんになりました。
以下、パーツの選定理由です。
Ryzen3500
CPUは悩みました。Ryzen3300というのが評判も良かったのですが、それに伴い価格も上昇していて1.9万円程。コスパ的にあまりよろしくない。Ryzen3600は高すぎる…というわけで1.6万程度で買えるRyzen3500となりました。intelも検討しましたが、ゲーム性能はいいもののその他の性能はRyzenに劣っていると感じたのでRyzenにした感じです。
新しいRyzenの情報もありましたが、どうせ手に入るのは半年後になるし気にしません。まぁ現行のが1世代前になるので安くなったらそれを買う、という選択肢もありましたが今困っているのでね。
G.Skill DDR4-3000(OC) 8G×2
RyzenはDDR4-3200まで対応していて性能もDDR4-3200にした方がでます。とはいえ体感できるレベルではないと思うので安く出回っているし安定しそうなDDR4-2666で良かったんですが、たまたま購入したショップで安かったこれを選びました。
ASUS PRIME B450M-A
もっと安いものもあったんですが、今使っているマザボもASUS製だしあんまり安すぎるのもなぁと思ってこれにしました。それだけです。
B5xx系チップセットが載ったマザボを選んでおけば新しいRyzenにも対応するみたいですがどうせ買い換えたらまた数年は買い替えないので気にしません。
ちなみにかかった費用ですが、ネットショップでマザボ+CPUのセット割引などを使って3万で少しおつりが返ってくるくらいでした。
なおかつPayPayのキャンペーンで10%キャッシュバックされるので実質約2.7万で済んだ感じです。
なお、CPUクーラーは付属のリテールクーラーを使います。以前はでっかい社外のCPUクーラーをつけてましたが今回はオーバークロックするつもりはないのでリテールクーラーで十分でしょう。
交換作業
久しぶりにPCケースを開いたので埃だらけ…しかも約10年前に組んだPCなのでどうやって外すかもわからず…
マザボ交換となるとほぼ全分解しないといけないので大変でした。。
ちなみに今回交換したマザボにはケースFAN用のコネクタがついていたので回転数をマザボで制御できるようになりました。
以前は電源に直接接続していたので常にフル回転!でした。
そしてようやく交換して全て配線して電源ON!
ここが一番緊張しますね。
何事もなくマザボのBIOS起動しWindowsも起動しました。
あっさり過ぎて拍子抜け…
さて取り外したマザボですが埃だらけなので初めてエアダスターを使いましたが、埃があっという間に飛んでく!めっちゃいいですねこれ。早く使えばよかった。
しばらく使うと缶がキンキンに冷たくなってスプレーの勢いが弱くなってしまいますが。
交換後
ディビジョンは快適にプレイできるようになりました。
100%に張り付いていたCPU使用率も50%も行きません。ただし発熱はそれなりにして80℃くらいになります。まぁリテールクーラーなのでこんなもんでしょうか。
アイドル時は50℃前後です。
メモリは16Gもいらなかったかな…
まぁでも中途半端な12Gとかにするもの微妙なのでヨシ!
あとは動画のエンコードにかかる時間が半分以下になりました。かなり早く書き出せるようになったのでこれはすごい。とはいえ遅くてもそんなに不満は感じていませんでしたが。
余談
CPUは最新のRyzenにしましたが、現行のマザボで使えるCPUに交換するのもアリだったかなーと思いました。
今のマザボで使える今より性能がいいCPUとなると、一番いいのはCore i7-3770Kでしょうか。
中古で1万前後で買えるようです。
CPUのスコア的にはマルチコア性能はRyzen3500の1/2、シングルコア性能は2/3程度ですが
かかる費用は約1/3なのでこれでもよかったかもしれません。
まとめ
というわけでまとめです。
- 約2.7万かかって最新のRyzenに組み替えた
- ディビジョンが快適にプレイできるようになった
- エンコードも早くなった
- ケースFANをマザボから制御できるようになりPCが静かになった
- 中古のCore i7-3770KにCPUを交換するだけでもよかったかもしれない
そんなところです。
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