前回Arduinoを買って、有線のものをワイヤレス化にすることは
とりあえずできたのですが、色々調べていると
戦車のプラモデルをRC化しているサイトが結構あることに気づきました。
それを可動戦車と呼んでいるようです。
戦車のプラモデルをRC化するには?
どうも可動戦車の作り方という本が売られていたようです。
「1/35可動戦車模型の作り方(プラモデル徹底工作) 」
※ヨドバシカメラへのリンクです
Amazonでも売ってましたが、ぼったくり価格となってます
本では既存のRCのメカを流用しているようですが
調べるとArduinoを使って自分でプログラム書いている方もチラホラ。
自分もやってみたかったのでちょっと構成を考えてみました。
戦車のプラモデルのRC化に向けて
まずはRC化する戦車のプラモデルのスケールを決めなくてはなりません。
確認できた販売されているスケールは以下です。
- 1/16
主にタミヤから販売されてます。最初からRCとしても販売されてます。
キット化されている戦車も多いですが、いかんせん高い。。
サイズも大きく気軽に持っていけないので微妙 - 1/24,1/25
HitecからRCとして販売されてましたが、現在はもう製造していない模様。
そのせいかAmazonでの価格はお察し。。
プラモデルはタミヤから販売されてますが、キット化されてる戦車も少ないです。
それなりに大きいのでRC化するにはちょうどよかったですが… - 1/35
主にタミヤから販売されてます。キット化されている戦車も多い印象。
価格も3,000円前後でサイズも手のひらサイズなのでちょうどいい感じ。
以前はタミヤからRCとしても販売されていたようですが、現在は販売休止している模様。
RC化するにあたってはその小ささがネック。 - 1/48
こちらも主にタミヤから販売されてます。1/35でさえ小さいのに1/48はさらに小さい。
小さい方が遊びやすいのですが、いかんせんそんなに小さくできる技術力もないので却下。
というわけでどれも一長一短あるわけですが
最終的に価格的にもお手頃な1/35スケールのプラモデルをRC化することにします。
RC化した戦車でやりたいこと
次にRC化した戦車でやりたいことを考えてみました。
- 手に入りやすいコントローラーで操作したい(PS3コントローラーとか)
- 赤外線バトルシステムを組み込んで対戦したい
- コントローラからヘッドライトやテールランプを点けたり消したりしたい
- 主砲や機関銃の発射に合わせて効果音を鳴らしたい
- カメラを搭載してFPVで操作したい
ざっとこんなところでしょうか。
では、これを実現する為に何が必要か考えてみました。
まずはマイコンを決める
既に扱っているArduinoが一番手っ取り早そうですが
Wifiなど積んでいないため、別途無線化するモジュールが必要になってしまいます。
前回使ったHC-6 Bluetoothモジュールは簡単に無線化できましたが
スマホで操作するとどうしても操作が緩慢になりがち。
ここはやはりPS3等のコントローラで操作してみたいのですが
ArduinoでPS3コントローラーを使うには
・USBホストシールド
・Bluetoothアダプタ
が必要みたいです。どちらも1,000円前後で購入できそうですが
それだけで2,000円かかってしまいます。
また、将来的にFPVする為にカメラも積みたいのですが、やり方もわからず…
と紋々しながら調べているとRaspberry Piというマイコンを使って
カメラを載せたラジコンを使っている方が結構いる。
しかもこのRaspberry PiはWiFiやBluetoothを積んでいるものもあり
それを選べば他に必要なものもない。
というわけでマイコンはRaspberry Piにすることにしました。
Raspberry Piにもいろいろ種類ありますが、一番用途にあいそうな
Raspberry Pi Zero W 1,296円(税込)
を選びました。ただ、Raspberry pi zero wは在庫がなかったので
Raspberry Pi Zero Wにあらかじめピンヘッダがつけられている
Raspberry Pi Zero WH 1,814円(税込)を見切り発車でぽちりました!
※リンクはスイッチサイエンスさんへのリンクを張ってます
Amazonでも売ってますが、微妙に高いです。
ちなみに今見たらRaspberry Pi Zero Wも在庫あるようです(2019/04/28確認)
さて、どうなることやら。。
商品 | 金額 | 購入先 | 備考 |
Raspberry Pi Zero WH | \1,814×2 | スイッチサイエンス | |
合計 | \3,628 | ||
電子工作累計 | \8,053 |
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